【講演報告】歯科医師向けセミナー 『THE STANDARD 2026』 第5回を開催しました

【講演報告】歯科医師向けセミナー 『THE STANDARD 2026』 第5回を開催しました

Category : お知らせ
Update : 2026.07.09

今回のテーマは、歯を失ってしまった際の治療法である『インプラント治療』、その中でも特に「待時埋入(たいじまいにゅう)」と「即時埋入(そくじまいにゅう)」という2つの治療テクニックについて、全国から集まった先生方に講義と実習を行いました。


講義・実習:負担を減らす最新テクニックをレクチャー

インプラント治療と一言で言っても、実はいくつかの方法があります。これまでは「歯を抜いてから骨が治るのを数ヶ月待って埋入する方法(待時埋入)」が一般的でしたが、現在は「歯を抜くと同時に、その日のうちにインプラントを埋入する方法(即時埋入)」という選択肢も選べるようになっています。

後者の「抜くと同時に埋入する方法」は、手術の回数が1回で済むため、患者様の腫れや痛みを最小限に抑え、治療期間をぐっと短縮できるという素晴らしいメリットがあります。しかし、その分、歯科医師側には非常に高度な技術が求められます。セミナーでは、あごの骨の特性をどのように活かすかといった最新の医学データをもとに講義を行い、後半の実習では精巧な顎の模型を使用しながら、難しい位置へ安全にインプラントを植えるための手の動かし方など、私の臨床経験に基づいた実践的なテクニックを一から徹底的にレクチャーいたしました。


一番大切なこと:どの治療法を選ぶかを決める「事前の診断力」

そして、今回のセミナーで私が全国の先生方に最も強調してお伝えしたのが、どちらの治療法へ進むべきかを決定づける「事前の的確な診断」の重要性です。

新しい治療法はたくさんありあますが、患者様のあごの骨がどれくらい残っているか、骨の厚みは十分か、さらには喫煙をされるか、糖尿病などの持病をお持ちでないかといった、お体全体のリスクを科学的に見極める診断力こそが、治療を成功させる一番の鍵となります。この「骨の状態とお体のリスクを正しく診断した上で、患者様にとって最も安全な方法を論理的に選び出すことの大切さ」を、受講生の先生方と深く共有できた、非常に有意義な2日間となりました。

当院では、このように他のドクターのお手本となるよう、常に世界基準の最新・最善の技術をアップデートし続けています。すべては、当院を頼ってきてくださる患者様に、どこよりも安心で長持ちする治療を提供するためです。インプラントに限らず、お口のことで気になることがあれば、いつでもお気軽に私やスタッフにご相談くださいね。



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