歯科医師とのコミュニケーション不足

歯科医師とのコミュニケーション不足

Category : その他
Update : 2024.06.17

当院に来られた患者さんから、なぜ当院を選んで来られたか、ということを、必ずお聞きするようにしております。その際に、よくお聞きする理由の一つとして、『これまでのクリニックでは、先生とお話しする時間がなかった。』もしくは、『会話が一方的で、会話のキャッチボールが成り立たなかった』というものです。

具体的には、希望や要望、気になっている部分について、質問したいのに、そういった時間がなく、ただ言われるがままに、治療をしてもらって、毎回終わります。ある部分が気になるのに、他の歯の治療が必要です、と言われて、一向に治してもらえない。といった、感じです。

これは、完全に歯科医師(歯科医院)側のコミュニケーション不足が原因だと考えられます。一方で、このようなことが日常茶飯事に起こっていることも、歯科医師の立場としては、理解ができてしまいます。なぜなら、こういったことを仰る方が受けてきた治療が健康保険治療であるから、という理由が、根本的にあります。(もちろん、歯科医師個人の問題である場合もあるとは思いますが)健康保険治療は、治療をして報酬がもらえるため、説明には費用がかかりません。そのため、時間が限られている中で、治療を優先すると、どうしても説明の時間が少なくなってしまいます。

一人の歯科医師として、治療の時間を可能な限り確保し、よりよい治療を提供しようとする努力は、非常に良いことであると思いますが、以前と比較して、近年は人々のニーズが多様化してきているにもかかわらず、健康保険は、国民は皆同じ、という大前提のもとに成り立っている制度ですので、こういった問題が多発しているのだと思います。

当院では、検査、診断、ご説明をしてからでないと、治療は開始いたしません(救急処置が必要な場合は例外です)。そのため、そういった方にも安心して、治療を受けて頂けます。

どんなことでもバランスが大事なんだな、と感じますね。



関連記事

記事アーカイブ




SHAREON

確かな技術で
その笑顔の輝きを
もっと。

日本初の欧米と同基準の
歯周病および
インプラントの
専門治療をお届けします

ご予約はこちら
ご来院前にご確認ください
we're SPIDO.
0