2024年より、当院の院長辻翔太が、歯科医師向けの歯周病、インプラント治療に関する年間コースTHE ...
再生治療の再生医療の新時代へ。”日本初上陸” ガイストリッヒ社「バイオス®コラーゲン」の監修をさせていただきました
この度、歯科再生医療の分野に大きな革新をもたらす製品が、ついに日本に上陸します。長年にわたり信頼性の高いバイオマテリアルを提供してきたスイスのガイストリッヒ社が、日本で初めて販売する新製品、その名も「ガイストリッヒ バイオオス®コラーゲン(Geistlich Bio-Oss® Collagen)」です。
バイオス®コラーゲンとは何か?
「ガイストリッヒ バイオオス®コラーゲン」は、世界中で長年の実績を持つ同社の骨補填材「ガイストリッヒ バイオオス®(Bio-Oss®)」の優れた骨再生能と、精製されたコラーゲンが一体となった、革新的な複合材料です。
骨補填材とコラーゲンの利点を組み合わせることで、生体適合性に優れ、操作性・安定性を高めた形態となっており、特に小規模な欠損の補填や、インプラント周囲炎などの治療における軟組織・硬組織の再生を強力にサポートするために開発されました。
バイオスコラーゲンの「すごいところ」
この製品の最大の特長は、「優れた骨誘導能と高い操作性の両立」にあります。
・高い骨誘導能: バイオオス®が持つ、ゆっくりと吸収され、長期にわたり骨組織を保持する優れた特性をそのまま引き継いでいます。
・抜群の操作性: コラーゲンが骨補填材を結合しているため、液体で濡らすと適度な粘性を持つ塊(ブロック)状になり、欠損部への適用が非常に容易です。複雑な形状の欠損にもフィットしやすく、術者にとってストレスの少ない手技を可能にします。
・安定した治癒環境: コラーゲンが初期の創傷閉鎖を助け、安定した治癒環境を提供することで、確実な組織再生へと導きます。
これらの特長は、特に日本の臨床現場で求められる、「確実な結果」と「効率的な手技」を高いレベルで実現するための大きな強みとなります。
日本初発売にあたり、製品監修を担当させていただきました
この「ガイストリッヒ バイオオス®コラーゲン」が日本で初めて発売されるにあたり、光栄にも私は製品の監修を担当させていただきました。
長年の臨床経験と研究に基づき、日本の歯科医療におけるニーズと、本製品の特性が最大限に活かされるための使用方法、適用範囲などについて、深く関わらせていただきました。この新しいマテリアルが、日本の多くの先生方の治療の選択肢を広げ、患者様により質の高い治療を提供できる一助となると確信しています。
全国向けハンズオンセミナーも開催予定です
新製品をただ発売するだけでなく、その革新的な使用方法を日本の歯科医師の先生方に正しく、そして効果的に習得していただくため、今後、「ガイストリッヒ バイオオス®コラーゲン」の使用方法などをテーマとしたハンズオンセミナーを日本全国の歯科医師の先生方に向けて開催する予定です。
このセミナーでは、私が監修した内容に基づき、製品の特性を最大限に引き出すための具体的な手技や臨床のコツを、実習を通じて深く学んでいただけます。詳細が決まり次第、ウェブサイトなどでご案内させていただきますので、ぜひご期待ください。
この「バイオオス®コラーゲン」の登場により、日本の歯科再生医療がさらに一歩前進することを願っています。

歯周病・インプラント専門医
SPIDO院長
大阪大学 非常勤講師
日米2カ国の歯科医師免許保持
歯周病に関して、治療・研究・教育という 3本柱を中心に活動している、歯周病専門医です。治療は、自身の歯周病・インプラント専門クリニックSPIDOにて、研究・教育は、大阪大学歯学部歯周病科や、その他の学会・講演会・歯科雑誌などで、活動しております。
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