2024年より、当院の院長辻翔太が、歯科医師向けの歯周病、インプラント治療に関する年間コースTHE ...
歯科医師とのコミュニケーション不足
当院に来られた患者さんから、なぜ当院を選んで来られたか、ということを、必ずお聞きするようにしております。その際に、よくお聞きする理由の一つとして、『これまでのクリニックでは、先生とお話しする時間がなかった。』もしくは、『会話が一方的で、会話のキャッチボールが成り立たなかった』というものです。
具体的には、希望や要望、気になっている部分について、質問したいのに、そういった時間がなく、ただ言われるがままに、治療をしてもらって、毎回終わります。ある部分が気になるのに、他の歯の治療が必要です、と言われて、一向に治してもらえない。といった、感じです。
これは、完全に歯科医師(歯科医院)側のコミュニケーション不足が原因だと考えられます。一方で、このようなことが日常茶飯事に起こっていることも、歯科医師の立場としては、理解ができてしまいます。なぜなら、こういったことを仰る方が受けてきた治療が健康保険治療であるから、という理由が、根本的にあります。(もちろん、歯科医師個人の問題である場合もあるとは思いますが)健康保険治療は、治療をして報酬がもらえるため、説明には費用がかかりません。そのため、時間が限られている中で、治療を優先すると、どうしても説明の時間が少なくなってしまいます。
一人の歯科医師として、治療の時間を可能な限り確保し、よりよい治療を提供しようとする努力は、非常に良いことであると思いますが、以前と比較して、近年は人々のニーズが多様化してきているにもかかわらず、健康保険は、国民は皆同じ、という大前提のもとに成り立っている制度ですので、こういった問題が多発しているのだと思います。
当院では、検査、診断、ご説明をしてからでないと、治療は開始いたしません(救急処置が必要な場合は例外です)。そのため、そういった方にも安心して、治療を受けて頂けます。
どんなことでもバランスが大事なんだな、と感じますね。
- 歯周病・インプラント専門医
- SPIDO院長
- 大阪大学 非常勤講師
- 日米2カ国の歯科医師免許保持
歯周病に関して、治療・研究・教育という 3本柱を中心に活動している、歯周病専門医です。治療は、自身の歯周病・インプラント専門クリニックSPIDOにて、研究・教育は、大阪大学歯学部歯周病科や、その他の学会・講演会・歯科雑誌などで、活動しております。
世の中にはインプラント無料相談会というイベントであったり、クリニックでインプラント無料相談を行なって ...
一般の方向けではなく、歯科医師向けの書籍ではありますが、歯周組織再生療法 ポケットガイドを出版のお手 ...
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